
猫の爪が伸びてて痛いんだけど、爪切りだけで動物病院に行ったら迷惑だよねぇ。
猫ちゃんは動物病院に行く機会が少ないため、動物病院受診のハードルが高いという声をよく耳にします。
さらに爪切りだけとなると「そんなことだけで行ってもいいのかな?!」とためらってしまう方も。
動物病院に勤務していた筆者は、20年間でたくさんの猫ちゃんの爪切りをしてきました。
毎日切っていた気がします。
つまり結論をお伝えすると、爪切りだけの受診は全然問題ありません。
この記事では、爪切りだけで病院に行くのをためらう方にぜひ読んでいただき、動物病院を気軽に訪れてほしいと思います😊
【猫ちゃん】爪切りだけで動物病院受診は問題なし!
そもそも猫ちゃんに爪切りは必要?
猫ちゃんは自分で爪とぎをしてメンテナンスしているのできちんと研げていれば基本的にはそのままで大丈夫です。
というのも、決まった爪しか研いでいない・研げない、ということです。
なので、

自分で研いでるから大丈夫
と思っていても
意外と20本中何本か研げていない爪があるかもしれません。
特にシニア(7歳〜)に差し掛かってきた頃からそういう猫ちゃんが多く見られるようになります。
爪が伸び過ぎるとどうなるの?
爪が伸び過ぎてしまうと気がつかないうちに肉球に刺さってしまうことがよくあります💦

普通に歩いてるし、痛がってる様子もないから大丈夫だよ。
以前、こう言っていた方の猫ちゃんの爪を見てみると肉球に刺さって、さらに貫通していました😱
刺さってしまった場合は病院で爪を切って、肉球から爪を抜き取らなければなりません😱
出血もありますし、もちろんそこには痛みも伴います。
そうなる前に対処してあげたいといつも思っていました。
爪切りで受診するめやす
動物病院受診のコツ
動物病院受診のハードルは高い?!
「こんなことで動物病院へ行ったら迷惑かな?」と考える方の声はよく耳にします。
結論からお伝えすると、動物病院は病気のことだけでなく、日々のケアやごはんやおやつのこと、生活面での困り事などなんでも相談してOKです。
病院によっては獣医さんではなく、看護師さんやトリマーさんが対応してくれる場合もあるかと思いますが、基本的に動物のことはなんでも相談して大丈夫です😊
病院には、さまざまな方が来られます。
- 耳掃除
- 肛門腺しぼり
- 食事の相談
- ダイエットの経過確認のための体重測定
- 毛玉取り
- 足裏の毛のカット
- 目ヤニとり 等
動物に関するさまざまなお悩みや困り事に病院は対応できます。
病院によっては予約制の場合がありますのでまずは電話で確認してみましょう。
なんとなく具合が悪そうな気がするけど…

なんか様子が変な気がするけど、なんでもなかったら恥ずかしいし、様子をみるか…。
もし気になる行動、症状などある場合はスマートフォンで動画を撮影しておくと受診の際に大変役立ちます。
お話だけだと伝わらない場合も、動画を見て異常に気づくことが多々あり、診察に役立ちます。
気になることがある場合は、気軽に受診してくださいね!
まとめ
動物病院は動物のための施設でもあり、お家の方のための施設でもあります。
些細な心配事や困り事でも何でも相談していいところです。
猫ちゃんとお家の方のために気軽に受診してくださいね。
日常的なケアだけでの受診を繰り返すことで猫ちゃんが病院に慣れるというメリットもあります。
気軽に行ってみてくださいね。
そして動物病院選びに迷っている場合、爪切りでいくつか病院を回ってみるのもいいですよ😊
病院の雰囲気や対応は行ってみなければわかりません。
いざ病気になってからよりも爪切りや、耳掃除で受診してからかかりつけ医を決める方が受診のハードルも下がります。
◎全国の猫ちゃんにやさしい病院はこちらを参考に。↓
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