【犬の散歩】食後はやめて!理由と対策を知って愛犬を守ろう!

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みなさんは愛犬の散歩はどのタイミングでしていますか?

お天気や気温、季節によってさまざまかと思いますが、食事】と【散歩】のタイミングには注意が必要です。

その理由と対策を確認して、愛犬の命を危険から守りましょう。

 

元愛玩動物看護師(2019年国家資格取得)で20年間動物病院に勤めた経験から、愛犬との生活でのちょっと役立つ情報をお届けしております。
 

【犬】食後の散歩がダメな理由

食後の運動は胃捻転症候群の原因となり、命を落としてしまうわんちゃんを何度も見てきました。

命を救うことができた場合でも、一度発症してしまうとその後再発してしまいやすくなるようです。

胃捻転とは

運動とともに胃の内容物が揺れてしまい、体内で消化管が完全に回転してしまって閉塞してしまう、恐ろしい病気です。

胃破裂を起こしてしまったり、ショックを起こして最悪の場合、命を落としてしまいます。

注意する犬種

大型犬〜超大型犬に多く、知られているかもしれませんが、小型犬でも発症してしまう可能性があります。

筆者が遭遇した症例では、

  • グレートデン
  • ボクサー
  • サルーキー
  • セントバーナード
  • ビーグル
  • ダックスフントです。

ビーグルとダックスフントは意外に思われるかもしれませんが、“体の大きさ”というよりも“胸の深さが関係しているようです。

胃の内容物がたくさん入っている状態で、胸に“回転できる広さ”があると、動いた遠心力でぐるんと回転してしまう、というイメージです。

イメージしてみると恐ろしいですよね💦

 

胃捻転の症状

  • 腹部が膨らむ
  • 吐こうとするが吐けない
  • 腹部を痛がる
  • 大量のよだれ
  • 呼吸が荒くなる
  • 失神、もしくはぐったりする

食後数時間以内にこのような症状がみられたら、夜間であっても救急対応してくれる近隣の病院を探してすぐに診察を受けてください。

状態によってはそのまま緊急手術になることも珍しくありません。

【対策】食後の運動は絶対に避けて愛犬を守ろう

胃捻転の恐ろしさは十分伝わったかと思います。

愛犬がそうならないためにできる対策としては、

食事は散歩のあとに

シンプルですがとても有効です。

これだけで完全に防げるわけではありませんが、“愛犬のためにできることの重要なポイントの一つ”として頭に入れておいていただけるといいと思います。

 

そして盲点となりがちなのが、

水のがぶ飲みです。

胃の内容物は食べ物だけでなく、水の場合でも原理は同じです。

容量が多くなれば運動の拍子に捻転してしまう可能性は十分あります。

普段から水をがぶ飲みしてしまうわんちゃんは、

水の食器を小さくしたり、少量ずつこまめにあげたり、給水ボトルを活用するのもおすすめです。

 

食後、散歩に行かなくても、家の中で走り回ってしまう場合は危険ですのでサークルやケージの中で食事をする習慣をつけ、食後2時間程はそのままケージの中で安静に過ごしてもらうと安心です。

まとめ

筆者の経験から、少し怖い話になってしまったかもしれませんが実際に現場で起きています。

 

愛犬を胃捻転から守るために

  1. 食後に運動はしない。
  2. 一度にたくさん食べない・飲まない。
  3. 飲食のあとはケージで安静にする。

以上のことを心がけていただき、愛犬との楽しく安全な生活を長く送れますように。

 

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