子猫を迎えて、

え?!おしりがくさいっ!!
とショックを受けたことはありませんか?
私は病院勤務の経験からたくさんの子猫と関わってきましたが、今まで気になったことがなかったため不安に感じ、獣医さんや看護師の同僚たちに相談しました。
ところが特に異常は見つからず、様子を見るしかありませんでした。
不安を感じつつ見守ってきましたが、後から振り返ると、子猫の成長とともに自然に落ち着きました。
今まさに悩んでいる方に私の経験を交え、「子猫のおしりがくさい理由」と「病気の可能性との見分け方」を解説します。
どこまでが普通で、どこからが注意すべきなのか” がわかると、冷静に見守れるようになり、今感じている不安もぐっと軽くなります。
「こんな状態でも大丈夫なんだ」「これは早めに気づけてよかった」と思える“安心材料”として役立ててもらえたら嬉しいです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
子猫のおしりがくさいと感じた体験談
初めて気づいたのはお迎えしてすぐ

生後2か月の子猫を迎えてすぐ、「あれ?なんかにおう…」と気がつきました。
抱っこしたり近くに来ただけでも、強烈なにおい。
このにおいは経験上どう考えても肛門腺のにおいで、独特で強烈。
シャンプーしても絞ってみても改善せず…。
しかも仕事で触れるのと、家庭で飼うのとでは感じ方が全く違い、過敏になってしまいました。
しかも初めて動物と暮らす息子は、
「くさい!くさい!」と大騒ぎ!

もしこのままずっと続いたらどうしよう…。
子猫自身が悪いわけじゃないのに、においのせいで避けられたら可哀想…。
と不安になりました。
実際にこの強いにおいは お迎えから約2ヶ月間続きました。
今振り返ると私自身、動物と暮らしていない期間が長くなり、少し潔癖気味になっていたこと、そして息子が「初めてのペット」で慣れていなかったこともあり、家族全員が過敏になっていたのかもしれません。
それでも当時の私は本気で、「一生このにおいと付き合うのかな…」と先が見えないことに不安を抱えていました。
「病気では?」と心配して獣医師に相談

すぐに知り合いの獣医さんに相談したところ、「聞いたことないけど様子見で大丈夫じゃない?」とのこと。

えーっ?!獣医さんが知らないってことはうちの子だけってこと?!本当に大丈夫?!
と余計不安に(笑)
猫飼い経験豊富な病院スタッフにも何人か聞いてみるも「えー、そんなことあったかなー?」「思ったことないよー」とのこと。

えー、やっぱりうちの子だけー?!
どんどん不安になりました。
ネットで調べてもあまりピンとくる情報もなく…。
- 肛門腺ずっと垂れ流しちゃうの?!
- 一生このままなのかな?
いろいろなことが頭をぐるぐる…。
でもできることはやったし、緊急性はないようなのでひとまず様子を見ることにしました。
子猫のにおいが気になったときに実践したこと
- 肛門腺絞り(肛門が小さすぎて絞れたのか否か不明…)
- 全身シャンプー←※おしりを入念に
- 便検査でお腹の寄生虫(−)確認済み
- 予防を兼ねて駆虫薬滴下
- 獣医さん、看護師さんに質問するも、特にこれと言った回答得られず
子猫のおしりがくさい原因として考えられること
子猫特有のやわらかうんち

子猫は成猫と比べて便が柔らかいため、毛に便がついたり、自分で上手に舐められないことで肛門まわりをきれいに保てないこともあり、「おしりがくさい」と感じることも。
⚠うんちがやわらかい原因にお腹の寄生虫のことがしばしばあるので、猫ちゃんを迎えたら必ず病院で便検査をしてもらいましょう!
うちの猫ちゃんは、家に迎えたときに病院で検便をしてもらい、異常はなく、更に駆虫薬も滴下したため、寄生虫の可能性は省くことができました。
しかし、排泄後はいつもおしりに便が少し残ってしまうため、排便のたびに湿らせたコットンでおしりを拭いていました(毎回逃げ回って大変でした)。

子猫だから仕方ないの??「子猫はうんちがやわらかい」というけれどいつまで続くの?!
不安はありつつ様子を見ていると、生後5ヶ月にはうんちの形も良くなり、おしりのケアも必要なくなりました。

気づけばおしりがくさくないっ!!
あんなに気にしていたのに振り返ってみると生後4か月頃でおしりのにおいが気にならなくなったように思います。
肛門腺(こうもんせん)の分泌液

わんちゃんではよく知られていますが、猫ちゃんにもにおい袋、「肛門腺」があります。
成猫では興奮したときや排泄のときに出ることが多いですが、自分で舐めてしまうことが多いため、あまり気になることはありません。
しかし未発達な子猫のうちは、ふとした拍子に出てしまい、自分で上手に舐められないため、におってしまうことがあるようです。
うちの猫ちゃんは喉をゴロゴロ鳴らしながら寝そべっているときにもにおっていたため、「どうして?!」と心配になりました。
肛門腺を絞っても出ず、拭いてもつかなかったため、甘えたり、気持ちよかったりで感情が高ぶるだけで肛門腺の出口が緩んでしまったのかな?と今となっては推測しています。
ゴロゴロすると肛門腺がゆるんじゃうなんて、可愛いですよね❤臭いけど(笑)
成長とともに自然に収まる

うちの子猫がそうだったように、成長して体がしっかりしてくるといつの間にかにおいが気にならなくなるのは、多くの飼い主さんが経験する「成長過程あるある」の一つかもしれません。
ネットで調べても「いつまで」という明確な答えがなかったのでいつまで続くのかわからない不安がありましたが、個体差はあれど、生後半年の不妊・去勢手術の頃には軽減することが多いと思われます。
実際、病院には不妊・去勢手術で来る半年齢くらいの子猫ちゃんはたくさんいますが、そのような悩みを私自身も、そして何より獣医さんも耳にする機会がなかったからです。
病気の可能性はある?チェックポイント
もちろん、すべてが「成長過程」で片づけられるわけではありません。
おしりがにおうのが病気のサインのこともあります。
病院に相談した方がいいサイン

- 下痢や軟便が続いている
- 便に血が混じっている
- 肛門まわりが赤く腫れている
- 頻繁におしりを床にこすりつける
- 頻繁におしりを舐めている
- 血や膿が出ている
- おしりを触るのを嫌がる、逃げる、怒る
- 元気や食欲が落ちている
こうした症状がある場合は、早めに動物病院を受診しましょう。
自宅でできる対策

子猫のおしりのにおいが気になるときにできるケアをご紹介します。
- トイレ後に肛門まわりを濡れたコットン等でやさしく拭く
- 長毛の場合は肛門まわりの毛を少しカットして清潔に保つ
- 食事内容を見直してみる
- 定期的に便検査を受けて寄生虫の有無を確認する
- シャンプーをする
- あまり興奮させない
まとめ

子猫のおしりがくさいと「病気?!」「いつまで続くの?!」と不安になってしまいますよね。
何より可愛いのにくさいのがツライ…。
私も最初は心配でしたが、必要な検査をした上で獣医師に相談し「様子見で大丈夫」と言われ、実際に成長するうちに自然と気にならなくなりました。
子猫のおしりのにおいは 成長過程のあるあるであることが多いですが、下痢や血便、お尻を気にするなどの異常がある場合は病気の可能性があるため、早めに受診しましょう。
不安なときは獣医師に相談しつつ、基本は「元気・食欲・便の状態」を目安にしてあげると安心です。
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