子猫を迎えたとき、「おしりが臭い😖」とショックを受けたことはありませんか?
私自身、あまりの臭さに獣医師さんに相談しましたが、「特に問題なし」と言われて、不安ながらも様子を見ることに。
すると、成長するにつれて自然と気にならなくなりました。
この記事では、私の体験談を交えながら「子猫のおしりが臭い理由」と「病気の可能性との見分け方」を解説します。
「心配するべきケース」と「安心して見守って大丈夫なケース」の違いが分かり、不安な気持ちがぐっと軽くなりますので最後まで読んでくださいね。
子猫のおしりが臭いと感じた体験談
初めて気づいたのはお迎えしてすぐ

生後5週齢の子猫を迎えたばかりの頃、抱っこしたり、寝ているところに近づいたときに「ん?なんか臭い!」と気がつきました。
おしりに顔を近づけなくても子猫がいる周辺が臭い😱
最初はうんちがついているのかなと思いましたが、シャンプーもしたし、お尻もきれい。
臭いからして「肛門腺」だということはわかりました。
肛門腺の臭いは一度嗅いだら忘れられない独特なにおいをしています。
私は生のしめじの臭いに似ていると思います(食べ物に例えてすみません💦)。
動物と暮らした経験のない息子は「臭い!臭い!」と大騒ぎ。
肛門腺の臭いに慣れている私でも確かにキツイ…。
肛門腺が常に出ちゃう病気?!(←聞いたことないけど🫠)
でも拭いても何もつかないし、変わらない…。
ずっとこのままだったらどうしよう…と不安になりました。
「病気では?」と心配して獣医師に相談

すぐに知り合いの獣医さんに相談したところ、「わからないけど様子見で大丈夫じゃない?」と言われました😵💫

えーっ?!獣医さんが知らないってことはうちの子だけってこと?!本当に大丈夫?!
と半信半疑。
猫飼い経験豊富な病院スタッフにも何人か聞いてみるも「えー、思ったことないなー」とのこと。

えー、やっぱりうちの子だけー?!
余計不安になりました💦
ネットで調べてもあまりピンとくる情報もなく…。
- 肛門腺ずっと垂れ流しちゃうの?!
- 一生このままなのかな?
- 特別な病気?!
いろいろなことが頭をぐるぐる…😵💫
でもできることはやったし、緊急性はないようなので様子を見ることにしました。
【おしりが臭くて私がした対策】
- 肛門腺絞り(肛門が小さすぎて絞れたのか否か不明…)
- 全身シャンプー←※おしりを入念に
- 便検査でお腹の寄生虫(−)確認済み
- 予防を兼ねて駆虫薬滴下
- 獣医さん、看護師さんに質問するも、特にこれと言った回答得られず
子猫のおしりが臭い原因とは?
子猫特有のやわらかうんち

子猫は成猫と比べて便が柔らかいため、毛に便がついたり、肛門まわりをきれいに保てなかったりします。
そのため、「おしりが臭い」と感じることもあります。
⚠うんちがやわらかい原因にお腹の寄生虫のことがしばしばあるので、猫ちゃんを迎えたら必ず病院で便検査をしてもらいましょう!
筆者宅の猫ちゃんは、家に迎えたときに病院で検便をしてもらい、異常はなく、更に駆虫薬も滴下したため、寄生虫の可能性は省くことができました。
しかし、排泄後はいつもおしりに便が少し残ってしまうため、うんちをする度に湿らせたコットンでおしりを拭いていました。(毎回逃げ回って大変でした💦)

子猫だから仕方ないの??「子猫はうんちがやわらかい」というけれどいつまで?!
不安はありつつ様子を見ていると、生後5ヶ月頃からうんちが良いカタチに✨
おしりに付くことがなくなり、おしり拭きが不要になりました。
気づけばおしりが臭いこともなくなっていました😆✨
振り返ってみると生後4か月頃でおしりの臭いが気にならなくなったように思います✨
肛門腺(こうもんせん)の分泌液

わんちゃんではよく知られていますが、猫ちゃんにも臭い袋、「肛門腺」があります。
成猫では興奮したときや排泄のときに出ることが多いですが、自分で舐めてしまうことが多いため、あまり気になりません。
しかし未発達な子猫のうちは、ふとした拍子に出てしまい、自分で上手に舐められないため、臭ってしまうことがあるようです。
筆者宅の猫ちゃんは喉をゴロゴロ鳴らしながら寝ているときにも臭っていたため、「興奮してないのにどうして?!」と心配になりました。
肛門腺を絞っても出ず、拭いてもつかなかったため、ふとした拍子に肛門腺の出口が開き気味になってたのかな?と今となっては推測しています。
ゴロゴロすると肛門腺がゆるんじゃうなんて、可愛いですよね❤臭いけどw
成長とともに自然に収まる

うちの子猫もそうでしたが、成長して体がしっかりしてくるといつの間にか臭いは気にならなくなりました。
これは多くの飼い主さんが経験する「成長過程あるある」の一つだと思います。
ネットで調べても「いつまで」という明確な答えがなかったので不安になりましたが、個体差はあれど、生後半年の不妊去勢手術の頃には軽減することが多いと思われます。
実際、病院には不妊去勢手術で来る半年齢くらいの子猫ちゃんはたくさんいましたが、そのような悩みを私自身も獣医さんも耳にしなかったからです。
病気の可能性はある?チェックポイント
もちろん、すべてが「成長過程」で片づけられるわけではありません。
おしりが臭うのが病気のサインのこともあります。
病院に相談した方がいいサイン

- 下痢や軟便が続いている
- 便に血が混じっている
- 肛門まわりが赤く腫れている
- 頻繁におしりを床にこすりつける
- 頻繁におしりを舐めている
- 血や膿が出ている
- おしりを触るのを嫌がる、逃げる、怒る
- 元気や食欲が落ちている
こうした症状がある場合は、寄生虫・消化器系の病気・肛門腺の炎症などの可能性があるため、早めに動物病院を受診しましょう。
自宅でできる対策

子猫のおしりの臭いが気になるときにできるケアを紹介します。
- トイレ後に肛門まわりを濡れたコットン等でやさしく拭く
- 長毛の場合は肛門まわりの毛を少しカットして清潔に保つ
- 食事内容を見直してみる
- 定期的に便検査を受けて寄生虫の有無を確認する
- シャンプーする
- あまり興奮させない
まとめ

子猫のおしりが臭いと「病気?!」と心配になってしまいますよね。
何より可愛いのに臭いのがツライ…💦
私も最初は心配でしたが、必要な検査をした上で獣医師に相談し「様子見で大丈夫」と言われ、成長するうちに自然と気にならなくなりました。
子猫のおしりの臭いは 成長過程のあるあるであることが多いですが、下痢や血便、お尻を気にするなどの異常がある場合は病気の可能性があるため、早めに受診しましょう。
不安なときは獣医師に相談しつつ、基本は「元気・食欲・便の状態」を目安にしてあげると安心です。
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