【猫初心者向け】子猫って何食べる?飼い方の注意点も《2ヶ月令まで》

猫飼いさん

ペットショップやブリーダーから猫ちゃんを迎え入れる場合、動物愛護管理法で8週齢以降と決められています。

なので通常、お世話する機会が多いのは8週齢以上の猫ちゃんですが、外猫ちゃんが自宅で出産したり、知人宅から譲り受けたりする場合は生まれたばかりの猫ちゃんのお世話をすることになるでしょう。

そんな小さな猫ちゃんのお世話はあっという間の期間ではありますがなかなか大変です。

週齢ごとにお世話の仕方も異なるので、猫ちゃんの週齢に合ったお世話をしてあげましょう。

 

誕生〜3週齢 人工保育の場合

母猫がお世話する場合、母猫に任せておけば大丈夫です。

暖かくて安全な寝床と、母猫の飲食を確保してさえあげれば母猫が上手に子育てすることがほとんどです。

しかし、なかには母猫が育児放棄をしたり、人間などによって母猫と引き離されてしまった場合があり、その場合はすべてのお世話を人間がしてあげなければ生まれたばかりの子猫は生きていけません。

生まれたばかりの子猫は目も耳も閉じているため、匂いと温もりだけを頼りにお乳を求めてもぞもぞと動き、ミーミーと鳴きながら母猫のお乳を探します。

人工哺乳

人工哺乳を余儀なくされた場合、猫ちゃん専用の粉ミルクと哺乳瓶が必要になります。

哺乳瓶は店頭に置いているお店は少ないようですが、ネットショップでは種類が豊富なのでオススメです。できるだけ先の小さいものを選んであげましょう。

生まれたばかりの猫ちゃんはまだ胃が小さいので一度にたくさんのミルクを飲むことができません。

2〜3時間おきに飲ませる必要があります。

与える量は月齢により濃度と給与量が異なるのでミルクのパッケージの表をよく確認しましょう。

お湯で粉ミルクをダマにならないように溶かし、人肌に冷ましてから与えます。

おしっこが溜まっているとミルクの飲みが悪くなるので先に排泄させてあげましょう。

子猫がきちんとミルクを飲めている場合、くわえた哺乳瓶のミルクの中を水泡があがっていくのが確認できます。

そしてミルクを吸っているとき、子猫のお耳がピクピクと動き続けるのでとってもかわいいですよ♡

毎日体重を計り、きちんと体重が増えていれば上手に飲めている証拠です✨

体重がなかなか増えなかったり、逆に減っている場合は低血糖や衰弱の心配があるのですぐに動物病院に連れていきましょう。

 

排泄のサポート

産まれたばかりの子猫は自分で排泄が出来ません。

本来であれば母猫が肛門と陰部を舐めて排泄を促し、清潔に保ってあげます。

人工保育の場合はそれも人間がしてあげる必要があります。

ぬるま湯で湿らせたティッシュなどで陰部をトントントントン…と繰り返すとミャーミャー言いながらおしっこが出ます。

排便も同じように、肛門を刺激してあげてください。

おしっこやうんちが溜まっているとミルクの飲みが悪くなります。

排泄→ミルクの順に毎回セットでしてあげるとよいでしょう。

 

トイレトレーニング 3週齢頃から

排泄の様子を見ながら少しずつトイレを使わせてあげましょう。

猫ちゃんはわんちゃんと比べてすぐにトイレを覚えてくれるのであまり苦労はないでしょう。

尿や便の匂いのついたティッシュなどをトイレに入れておき、食事のあとなど排泄しそうなタイミングでトイレに入れてあげましょう。

トイレはシステムトイレでもノーマルトイレでもどちらでも大丈夫ですが、清潔で体格に合ったものを用意してあげましょう。

子猫用のトイレは子猫でも入りやすいように入り口が低くなっているのでオススメです。

それでもまだ大きい場合は100円ショップにある、プラスチックトレーなど、高さの低いものを用意してあげるとよいでしょう。

猫ちゃんがストレスなく排泄するために適切なトイレの数は頭数+1個です。トイレを使えるようになったら使いやすいものを揃えてあげましょう。

 

離乳食 5週齢から

5週齢頃になると歯が生え始め、食事に興味を持ち始めます。

子猫用のドライフードをお湯で浸し、芯が無くなるまでふやかします。(水量はフードが完全に浸るくらい)

(ドライフードにお水をひたひたにして数分レンジでチンして放置するのが簡単でオススメです!)

そこに粉ミルクを足して与えます。

子猫用のウェットフード(缶詰やパウチ)でもOKです。

量はフードによって異なるのでパッケージの給与量の表をよく確認し、月齢に合った1日量を5〜6回分に分けた量をあげてください。

※ヤケドには十分注意してあげてくださいね。

 

初めてのワクチン接種 8週齢

初めてのワクチン接種です。

体調の良い日に動物病院へ連れて行きましょう。このときに便を持参し、寄生虫の検査をしてもらうといいでしょう。必要に応じて駆除薬を投与します。

ワクチンの接種は午前中に行きましょう

万が一、アレルギー反応等が出た場合、すぐに動物病院で対応してもらえるからです。

アレルギー反応とは、顔が腫れたり、嘔吐、下痢などの一時的なものから、アナフィラキシーショックといってぐったりとして命に関わる緊急を要するものがあります。

午前中に接種し、夜まで一緒に居て様子をみてあげられる日に接種し、何かおかしな様子があればすぐに動物病院に連絡をいれましょう。

 

全期間を通して保温は重要

子猫は体温調節ができないため、あたためてあげましょう。

冬であれば暖かい室内はもちろん、暖かい寝床にペットヒーターや熱湯を入れたペットボトルにタオルを巻いて湯たんぽにしてあげるとぴとっと寄り添って暖を取ります。

ミルクを飲むとき以外、ほとんど寝て過ごすので快適に過ごせる寝床を用意してあげましょう。

 

まとめ

子猫は誕生からたった8週間でトイレを覚え、離乳します。

目まぐるしいですが貴重な経験ですので、大変ですが子猫育てを楽しんでくださいね。

 

月齢ごとの成長がとてもわかりやすいです。とても参考になりますよ。↓

子猫の成長:生後8週間で起きること
子猫は驚くようなスピードで成長し、初期にはさまざまな発達段階があります。生後8週間の成長で起きること、各時期に気をつけることについて詳しく見ていきましょう。

 

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猫飼い初心者による、猫飼い初心者さんのための【猫ちゃんを迎える際にやってよかったこと】も参考にしてください。↓

https://manmaru88.com/元動物看護師が猫を迎える際にやってよかった事-918

 

 

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